<01,だったら妬かせんじゃねぇよ>
「…はぁ〜」
「……」
ペラリ
「……シカトですか?」
「ぁ?見てわかんねぇのか?」
「ご本をお読みになっていらっしゃいます、ね」
「分かってんだったら話しかけんな。」
「いやですね、貴方様ならこの方をご存知かなぁ…と思ってですね、」
「その気持ち悪い口調をやめたら話だけは聞く」
「いやね、この雑誌の人なんだけど知ってるかなって」
「見せてみろ」
はい
「……しらねぇ顔だな」
「この人カッコいいから会ってみたいなって思ったんだけど…知らないのかぁ」
「会ってみたい?」
「うん。」
「……この俺様が居ながらコイツに会いたいと?」
「貴方が居るからこそこの人に会ってみたいの」
「お前なめてんのか?ぁん?」
「え?別になめてないけど?どうして?」
「…別に。」
「??あ、」
「ンだよ」
「…もしかして妬いてるのぉ?」
ガタン!!
「た、大概にしとけよお前!!!」
「ふ〜ん…図星かぁ!」
「だったら妬かせんじゃねぇよ」
「別に妬かせるつもりなかったもん!…えへへ〜」
「あーもう!うぜぇから黙ってろ!!」
こんな強引なキスも
彼も全てが愛しいです。ハイ。
俺様万歳。
(これから俺の前では男の名前出すなよ)(…あたし出した覚えないけど)
(つべこべ言うんじゃねぇ!)(ハイ。)
★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★
<02,お前から誘ったクセに?>
「はぁ、んっ……」
「どうしたんだよ?もうこれで終わりか?」
「んんっ…はぁはぁ…もぅ、だめぇ…」
「泣き言言っても止めないぜ?」
「うぅぅぅ…!!!く、苦しい…で、す……」
ゴキッ
「いっ……たぁい!!!ちょっと!いい加減手離してよ!!今の音聞こえたでしょう?!」
「ったく、ホント硬ぇヤツだな」
ばたっ
「うぅぅぅ痛い痛い痛いー!!」
「大丈夫か?」
「悔しいけれど…悔しいけれど認めるわ。アンタの方が体柔らかい事!!」
「…お前何様だよ」
「はぁ…もういやだぁ」
「お前から誘ったクセに?」
「……だって…」
2人っきりになれる、って思ったから.......
「……」
「そしたらこの有様で。もぉ参っちゃうなぁ〜」
「はあ」
「…呆れたよね。ごめん。」
「お前は本当に空気読めねぇな」
「どうせ世界一のKYですよーっだ!」
ぐっ
「っわ?!」
ぎゅう
「可愛すぎだろ」
「え?え、え?な、なに?」
「バカはこういう時に役立つ」
「はぁ?!ちょっとそれどういう意味よ!!」
「KYはKYらしく黙っとけ」
「……なんなのよ、もぅ。」
尽きない発見
尽きない可愛らしさ、尽きない面白さ。
お前と出会ってから毎日が楽しいぜ。
(…キスしてもいいか?)(ぇ…な、なんでそんな事聞くの?!)
(…俺の好意をムダにするなんて良い度胸だな)(そんなの…聞かなくても分かるでしょ!!)
(意思表示は大事なんだぜ)
★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★
<03,二度と言わねぇから良く聞けよ>
「でね〜」
「…なぁ」
「でっ…ん?どうしたの?」
「…眠い。」
「あー…そういや11時過ぎてるね。しっかし高校生にもなってこの時間に眠たいとは!!おじちゃんだなぁ」
「うっせ……ふぁわ〜〜。寝て良いか?」
「そう聞かれると、駄目 としか答えれません。」
「じゃあ寝る」
「駄目」
「………」
「……やだ。」
「…どうした?いつもなら止めないのに」
「……今日はまだ話してたい…ダメ?」
「ったく…しゃあねぇな。後30分だけだからな」
「ありがとう。…えへへ!大好き!!…貴方は?」
「俺様に聞かなくても分かるだろ」
「ちゃんと聞きたいの!こんぐらい良いじゃん」
「あーハイハイ分かったよ。.........ぜ」
「ぇ?なに?ごめん聞こえなかった…」
「お前聞こえないフリしてたら電話切るぞ」
「本当に聞こえなかったんだってば!もっかい?」
「二度と言わねぇから良く聞けよ」
「うん!」(なんて来るのかな…?)
「ムカつくくらい好きだ」
「………」(最初の一言余計じゃない?)
「ンだよこの沈黙。何か言え」
「いや、うん…まぁ愛情表現には色々あるよね。」
「は?」
「ううん、なんでもない!ありがと!!」
「変なヤツ」
不器用ながらの愛情表現
俺様にはちょっとキツ過ぎたかもしれない。
けれど、やっぱり愛する人からの愛の言葉は嬉しいv
(けどさ〜ムカつくくらいって結局は嫌いって意味なの?(なんて言ってみる))(だから好きだっつってんだろ)
(でも矛盾してない??ん?)(…日本語は苦手なんだ。)((そう来るかーっ!!))
★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★
<04,お前を泣かせていいのは俺だけだ>
「ぅっ…く、……うぅぅ……」
ん?どうし……泣いてる?!
「?!どうした!?!」
「!?び、っくりし、…うぅっ…たぁ……」
「おい!どうしたんだよ?なんで泣いてるんだ?」
「ひ、っく」
「…まさか誰かにやられたのか?!」
ふるふる
「じゃあなんで泣くんだ?」
「……コレ。」
"星空"
「………なんだ、コレ」
「ぐずっ…今流行の携帯小説だょ」
「……」
「もぅ…主人公がすっごぃ…可哀想で…!!!思い出すだけで泣けてくる…うぅぅぅ」
「お前いっぺん消えろ」
「な、なんでょぉ?!てか、これ読んでみてって!マジで泣けて感動するから!!」
「いらねぇし、こんな横文字興味ねぇ!!」
「俺様主義の人には向いてないかもだけど…一度読んでみて!ね?!貸してあげるから」
「いらねーっつってんだろ」
「なによ〜そんなに怒らなくていいじゃない!」
「泣いてるから何事かと思えば…紛らわしいんだよ!」
「なっ…あたしのせい?!」
「お前以外の誰がいる?ぁん?」
「心配してくれて嬉しかったのに!ばぁーっか!!」
「お前を泣かせていいのは俺だけだ」
「っ……」(ここってトキめいていいの?!それともつっこむべき?!なんか意味が色々違う気がするんだけど!)
心配損
好きな女が泣いてたら心配するのが当たり前だろ?
それに男は素直じゃねぇんだ。お前はまだまだ男心がわかってねーな!
(…心配かけてごめん)(最初から素直に謝れば良いんだよ)(…カチン)
(ぁ?)(はい、そうですね。これから気をつけますよー)((結局お互い様かよ))
★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★
<05,俺から離れるな…何度も言わせんなよ>
「わーわーわー!お祭りとか久しぶり〜!!」
「…くだらねぇ」
スパコーン
「って?!」
「そんな事言わないで純粋に楽しめ!しっかしすごい人だねー」
「…俺から離れるなよ?お前ただでさえチビで見つけにくいんだから」
「わかってますよーっ!!すいませんね、チビで!」
10分後
「アイツ何処に居るんだ?携帯も出ねぇし」
『あっれー…?……あ、居た!!』
「あ、見つけた。おい、このチビ!勝手に離れてんじゃねーよ」
「ご、ごめん……だって歩くの速いんだもん…」
「お前が遅いんだろ」
「…気をつけます。」
「俺から離れんなよ」
「ハイ。」
更に15分後
「…また居ねぇ」
『ぅわっ?!ごめんなさいっ …また逸れちゃった………』
「アイツ携帯の存在忘れてるんだろうな。それじゃあ"携帯"の意味ねぇだろ…」
『あーあーーどうしようどうしよう?!?!……………ぁ、』
「はぁはぁ…ッ…ふぅ。おい!お前何度言えば分かるんだよ!!」
「ごめんなさい…」
「俺から離れるな…何度も言わせんなよ」
「……」
がしっ
「?!」
「…こうして手繋いどけば離れないだろ」
「う、うん…」
そうだよ、ね
なんだかんだ言って私たち恋人なんだから、普通に手を繋いでたら良かったんだ。
…でもやっぱり恥ずかしい、な。
(お前の手小せぇ)(そっそれはあなたが大きいからでしょ!)
(けど今までの女よ、?!ごぶっ!)(比べないで下さい。)
★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★
<06,この体勢の意味、分かって言ってる?>
「おじゃましまーす…」
「おう」
「……男のクセに片付いてるとかどういう事ですか」
「ンだよ 文句あるなら追い出すぞ」
「いえ、なんでもないです。ハイ。」
『アナタと一緒に居たい……どうか私の願いを聞いて…』
『…ごめん。僕に君を独り占めする資格なんて無いんだ』
『そんな事言わないで!!私には……アナタしか居ないの…』
「ん〜…眠くなってきた…」
「おいおい…お前から言い出しといてそれかよ」
「…膝貸して〜」
「は?」
ごろん
「?!おいっ」
「えへへ〜〜膝枕逆バージョン☆」
「動きにくいから離れろ」
「たまにはいーじゃん…ね……?」
うとうと
「んん…」すぴー
「…(トイレ行きてぇ)」
「んぅ、、、だいす、き………」すーすー
「・・・・・・」
すーすー
「この体勢の意味、分かって言ってる?」
すー…すー…
「全く嫌な女だぜ」
眠る姫にキスを
どんな女でも俺を落とす事なんて出来なかったのにコイツはどうして
ここまで俺をドキドキさせてムカつかせるのだろう。情けない。
((いい加減トイレ行きてぇ…だけどぐっすり寝てるしなぁ…どーすっかなぁ。起こしたら悪いだろうし……
あーもう迷惑な女だな!))(むにゃ…好き…ょ……)((・・・・・狙ってやってんのかコイツは…?))
★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★
<07,ご名答。頭のいいヤツは好きだよ>
「世間はクリスマスカラーでにぎやかなのに…なんで補習受けてるんだろう〜」
「恨むなら自分を恨むんだな」
「クリスマスぐらい見逃してくれたって良いじゃない!ちぇー」
「それだと俺が困るんだよ」
「なんでよっ」
「なんででもだ」
「はぁ〜いまごろ皆はパーティーかあ…。あーあーあーあーあーあー!!!」
「うるさい。さっさと解きやがれ。」
「だってわかんないんだもん!!」
「お前こんなのも解けないんじゃ幼稚園からやり直しだぞ」
「よっ幼稚園?!」
バコンッ
「いった!」
「とにかく後20p出来たら帰れるんだぞ。俺もう疲れたから1時間以内に解け」
「はあああ??むむむむっり!」
「じゃあそんなお前に俺様から素敵な問題をやろう」
「なっなによ!」
ジリ、
「っ(なんで近付いてくるの?!)」
「問1、何故クリスマスに呼び出されたのか。30文字以内で答えろ」
「え、それテストじゃな、」
「早くしろ」
「ううううん…私が赤点取ったから?」
「失格」
「・・・・日ごろの態度が悪い!」
「その通りだが違う」
「否定してよ!・・・・ん〜わかんない。ヒント!」
「お前の今日の予定」
「は?……クリスマスパーティーがあるから?」
「ご名答。頭のいいヤツは好きだよ」
「え、どういう意味?」
「どういう意味なんだろうな?」
含み笑い
もしかして、のもしかしてだけど…行かせたくなかったの、かな?
……そうだとしたら嬉しいな。遠回しに言うなんて先生らしい。
(行かせたくなかったの?)(羽目を外して警察沙汰になったら困るからな)(そっ…先生は素直じゃないなぁ〜♪)
(誰が素直じゃないだと?)(先生っメリークリスマス☆)(・・・・)(照れてる〜可愛いな♪♪)
★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★
<08,そんなもんじゃなくて、むしろお前を食わせろよ>
ゴホッゴホッ!
「アンタも風邪引くんだね…」
「俺を人間じゃないみたいに言うんじゃねえ」
ゴホゴホッ
「熱はあるの?」
「38度くらい」
「うわぁ…やっぱ人間なんだね」
「当たり前だろ…」
ゴホッ
「んー…お家の人は?」
「仕事だ」
「そう。じゃあ何も食べてないの?」
「朝にお粥だけ食った」
「げっそれしか食べてないの?そんなんじゃ治るのに時間掛かっちゃうよ」
「仕方ねぇだろ…ゴホッ…だるくて何もしたくないんだよ」
「来る時に何か食べたいものあるか聞いとけばよかったなぁ。」
ゴホッゴホッ
「う〜ん…早く治ると良いね。あ、そうだ!何か食べたいものはない?」
「無い」
「みかんとかケーキとかお肉とか!!コンビニで売ってある物なら買って来るよ?」(肉とか売ってないだろ)
「そんなもんじゃなくて、むしろお前を食わせろよ」
「?!なっ…!ババババ、バカじゃないの?!」
「……焦りすぎ。」
「だだだだだって!わふっ?!」
ぎゅ
「…お前冷えすぎ」
「そっちこそ熱すぎだよ……」
「今日は俺のメイドだ」
「……こなきゃよかった。」
だけど、
頼られる事は凄く嬉しかったりする。あぁ、やっぱり私彼女なんだな、なんて。
そう思っちゃダメかな?
(ゴホゴホゴホッ!!!…うぅ〜)(今度はお前かよ…世話の焼ける奴だな)(誰のせいだっゴホゴホ!)
(ったく仕方無いから看病してやるよ)(ありがとうございます。ごほっ)
★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★
<09,泣いてんのか笑ってんのか、ハッキリしろ>
「あーったくめんどくせぇ」
「ご、ごめんなさい…」
「別にお前は悪くねぇよ。にしても、お前なんでこんな仕事引き受けたんだよ」
「だって…凄い大変そうで断るに断れなかったんだも、ん…」
「はぁ」
「…ごっ、ごめんなっさっ…ひっく…」
「な!泣くんじゃねえよ。さっさと終わらすぞ」
「はい・・・うう」
ドサドサッ
パチンパチンパチン
バサッバサッ
「やっ、やっと半分…!」
「まだ半分か…ちょっと休憩するか。飲み物買ってくる」
ガラガラ
「ほらよ」
「あ、ありがとうー!…?何飲んでるの?」
「・・・・フルーツジュース。」
「ふっ、、、ふっるっ、、、フルーツジュース・・・?」
「笑うんじゃねぇ!!甘党なんだよ!」
「フルーツジュース!!!なっなみだがとまんない!!!」
「ほらさっさと始めるぞ!」
ドサドサッ
パチンパチンパチン
バサッバサッ
「おおおおおおおわったああああ!!!」
「おつかれ」
「ひっく…うぅぅっ…ありがとうね…」
「泣いてんのか笑ってんのか、ハッキリしろ」
「ご、ごめんなさっ…」
だって、
まさかこんな人だなんて思ってなくて、嬉しかったんだけど
それと同時にごめんなさいの気持ちでいっぱいになっちゃったの。
(…ほら)(はんか、ち?)(鼻水出てんぞ)(!!ゴシゴシゴシ)
(俺以外の前でそんな見っとも無い顔見せんじゃねえよ)(・・・はい。)
★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★
<10,お前の側に居たいと思ったなんて無いが、
お前を側に置きたいと思った事ならあるぜ?>
「バカ!」
ボスッ
「嘘吐き!」
バコンッ
「嫌い嫌い嫌いだいっきらい!!!!」
うわああぁああぁぁん
「・・・・・」
「ぅっ、ひっ、、うぅぅぅうわあああああ!!」
「おい落ち着けよ。人の話最後ま」
「聞きたくない!!!!」
ボスッバコンッ
「とりあえず物を投げるな。」痛いぞ
「うるさいうるさいうるさーい!!!」うわぁあああん
はぁ……
うえぇええぇえん
「お前の側に居たいと思ったなんて無いが、」
「!!!やだっ聞きたくない!!!!!」
「暴れるな。」
「………」
「お前を側に置きたいと思った事ならあるぜ?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・それって喜んでいいの…?」
「Mなお前なら喜ぶところだな。」ってか喜べ
「・・・・・・・・・」
「だから早とちりするんじゃねぇよ」これだからバカは困る。
「・・・・ごめんなさい。」
「まぁそんなお前も好きだけどな」
どんな君でさえ
こんな性格だから上手く言えないが、お前ならきっと分かってくれる女だと思ったんだ。
だからこれからもよろしくな。
(分かったらとりあえず鼻水拭け)(ぁ、はい…ズズズ)(もうすぐバレンタインか。それで許してやるよ)
(で、でも…私料理できないよ…?)(ばーっか。つべこべ言わず作れ)(は、…はい!!)((好きな奴が作ったらどんなのでも食えるんだよ))